体験談(25才社会人の母Y)

息子が体調を崩したのは中学2年の3学期、身長が伸び体型が大きく変わった時期でした。

繰り返し風邪やインフルエンザにかかり起床が辛くなりましたが、一時的なものと思っていたので都立全日制に進学。

じわじわと悪化していき、高校1年の後半に起立性調節障害と診断されました。

3年時は卒業は厳しい状態でしたが、単位ギリギリで何とか卒業しました。

高校からの勧めで在学中に高認も受けています。

卒業までは大変な無理を重ねました。そのせいか卒業後にさらに悪化し、2年の自宅療養を経て20才で大学進学。

椅子に長時間座るのがきつい状態で、病気や障害のある人用の別室受験での一般受験でしたが、無事に入学することができました。

最初は通学だけで体力的に精一杯でしたが、年を追うごとにチャレンジできることが増えていき、体調を見ながら短期留学やアルバイトも経験し、就活を経て社会人となりました。

長かったですがやっとここまでこれました。

時間はかかってもよくなると聞いてはいましたが、その日が本当に来るのだなと今は実感しています。

起立性調節障害 ソレイユ

朝起きられない、体がだるい、 遅刻欠席が増える、成長期に多い病気 「起立性調節障害」の家族の会 東京都で活動中

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